多田屋(能登半島 和倉温泉)

石川県七尾市の和倉温泉(開湯千二百年)にある多田屋さんのサイト。創業は1885年で、3代目の時に東京で鍋島藩(現在の佐賀県)のお姫様と恋に落ち、徳川家へ嫁ぐはずだったその方と駆け落ちして能登へ連れてきました。4代目の時に美しい夕景が見える場所へと宿を移し、現在の多田屋となっているという、由緒正しく歴史深い旅館です。

そんな雰囲気を漂わせるようなこのサイトデザインは、一度見てしまうと忘れられないインパクトがありますよね。フルフラッシュで制作されているサイトですが、ユーザビリティを考慮し、HTML版も用意されています。

ページ下にあるメインメニューをクリックすることにより、ユラユラと漂うようにページが移動します。客室はこんな↑感じで紹介されています。この漂う感じで移動するページ遷移が、多田屋さんの歴史にもマッチングしていて雰囲気が出てますね。

温泉はこんな↑感じで紹介されています。

各コンテンツの背景にあるイラスト。和風テイストで歴史深い印象をユーザーに与えてくれます。これだけシッカリとしたサイト&コンテンツをユーザーに提供してくれると、信頼度も高まり、思わず訪れてみたくなってしまいますよね。

またブログも公開されています。

デザインは文句のつけようがないぐらい素敵なデザインです。ユーザーがサイトから受ける信頼度はかなり高いものだと思いますが、もう少し客室情報を充実させたり、掲載写真の点数を増やして、大き目の写真を用意したりなどすると、よりユーザビリティーの高いサイトになるのではないでしょうか。

こんな味わい深いイラスト・・・そうそう描けるものではありませんが、時間を見つけてチャレンジしてみたいと思います。

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