Boutiques.com

「ショッピング」というカテゴリで商品検索を提供しているGoogle。そのGoogleが

  • ファッションに特化した商品検索
  • Eコマース
  • ビジュアル(写真など)からの検索
  • ショッピングの個人化
  • レコメンデーション機能

これらの機能を1つにした商品検索サイトを公開しました。それがBoutiques.comです。これは以前から注目されていたビジュアル検索エンジンのLike.comを買収し、この美辞ある検索の部分とGoogleの高速検索エンジンを掛け合わせると、こんな素晴らしいショッピングサイトができます、というものです。

まずはUGGで検索した結果がこれ↑。どうですか、この商品画像の大きいこと。ショッピングサイトのデザイナーとして仕事をしている私にとっては、うらやましいぐらいの画像サイズです。オンラインで購入する場合、やはり実物を見ることができないので、その商品に対する情報量というものが、購入決断をとても左右します。特にファッション関連で言えば、画像の量、質、数、大きさは、その数値が大きければ大きいほど購入へのインパクトが大きくなります。

さらにすごいのが検索結果の絞り込みの種類。よく見かける価格帯やショップ名、サイズ、スタイルはもちろんですが、、Like.comのビジュアル検索機能を使ったシルエット(形)と色、パターンでの絞り込み絞り込み機能。先ほどの検索結果から、シルエットと色(赤色)を選んだ結果がこれ↑です。まさしく探しているものが見つかる検索エンジンですね。

それら以外にも色々と機能やコンテンツが盛りだくさんです。これ↑はデザイナー名を選んだときに表示される検索結果です。今回はPaul Smith(ポールスミス)をクリックしてみました。すると、Paul Smithで取り扱っている商品が表示され、そこから商品の形や色、価格帯などで商品をさらに絞り込むことができます。

他にも機能が充実していますが、もっとも注目したいのが「YOUR BOUTIQUE機能」です。このYOUR BOUTICQUE機能では、ユーザーのブティックをオンラインで作ることができます。そこに、デザイナーやセレブたちが選んだ洋服、靴、バッグなどを並べることができます。そこに並んだ商品は、もちろん購入することができます。さらにTwitterのように有名人や他ユーザーのブティックをフォローすることができます。お互いにコメントしあったりして、楽しむことができます。

今後もどんどんと機能が拡張するかと思いますが、絞り込みで言えば、男女やキッズなどの区別があると良いな。Googleらしくシンプルな色使いでわかりやすく、テクニカルな部分(技術面の高さ)が伝わってきます。このBoutiques.comが日本に来る際、どんな感じにローカライズされるのでしょうか?Googleの場合は、国に関係なく同じデザインですが、今までにないデザインで作られたショッピング検索のBoutiques.com。今のままでは日本人受けはしないと思うので、デザインもガラッと変わるかもしれませんね。楽しみです。

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